PENTA(ペンタ)とは?聴いて仮想通貨を稼げる「web3アプリ」の始め方と将来性を解説
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PENTA(ペンタ)は、音楽を聴くことで仮想通貨やNFTを稼げるWeb3ミュージックプレイヤーです。Listen to Earnアプリの先駆けと言えるでしょう。
日本発のパブリックブロックチェーンのアスターネットワークの上に作られ、将来はメタバースやDAO化を目指しています。
今はベータテスト中ですが、大きな注目を集めているPENTAプロジェクトの始め方と将来性を見ていきましょう。
もくじ
PENTA(ペンタ)とは?
トークン名称 | PENTA Project |
シンボル・単位 | $SWT:ガバナンストークン |
総発行予定数 | 100億$SWT |
価格 | 未上場 |
公式サイト | https://whitepaper.penta.fan/ |
https://twitter.com/penta_web3?lang=en |
PENTA(ペンタ)は、音楽を聴くことでゲーム内トークンやNFTを獲得できるWeb3ミュージックプレイヤーです。Listen to Earnアプリです。
2022年5月に開催されたアスターネットワークハッカソンで、60を超えるプロジェクトの中から本賞のアスターネットワーク賞を受賞しました。
日本発のパブリックブロックチェーンであるAstar Networkを活用し、独自のガバナンストークン$SWTが配付されます。
PENTAを始めるためにはまずヘッドホンNFTを購入し、携帯音楽サイトとウォレットを連動させると、音楽の視聴時間に応じて$SWTトークンが獲得できます。
ヘッドホンの購入にはASTRトークンが必要です。
音楽を聴くだけで報酬を得られることにより、ユーザーは日常的な音楽の楽しみを維持しながら、新たな収益源を手に入れることができます。
PENTA(ペンタ)の5つの特徴
- 音楽を聴いて仮想通貨を稼げる「ListentoEarn」
- NFTヘッドホンを購入して育てる
- 日本発のアスターネットワーク上に作られ、独自トークン$SWTが実装される
- 音楽アプリと連携が必要
- 他のMove to EarnやXtoEarnアプリと併用できる
の5点を見ていきましょう!
音楽を聴いて仮想通貨を稼げる「Listen to Earn」
PENTAは音楽を聴いて仮想通貨をもらえる「Listen to Earn」の分散型アプリです。
ヘッドホンNFTを購入し、音楽配信サービス(Apple MusicやGoogle play musicなど)と仮想通貨ウォレットを接続して音楽を聴けば、再生時間に応じた$SWTトークンが得られます。
NFTヘッドホンを購入して育てる
PENTAはHeadphone(ヘッドホン)の購入から始まります。
ユーザーは、ラッキークエストの達成で得られるMintチケットを消費し、コストを支払うことで、新しいヘッドホンをミントすることができます。
ヘッドホンには5つのパラメータがありレア具合(Rarity)、音楽のジャンルや再生時間長などによってもトークンの獲得量が変化します。
日本発のアスターネットワーク上に作られ、独自トークン$SWTが実装される
PENTAはアスターネットワーク上に作られています。
渡辺創太氏が創った日本発のパブリックブロックチェーンであるアスターネットワークは、異なるブロックチェーン間を接続して相互運用を可能にします。ポルカドットをベースにしています。
PENTAは、ガバナンストークンとして$SWT(Sound World Token)という独自トークンを発行することを謳っています。総発行枚数は100億SWTです。
(注:他の記事では、PENTAというユーティリティトークンも発行されるとされていますが、筆者が調べた限りでは、PENTA側からのそのような記述は見当たりませんでした)
発行の時期や数量は厳密に規定されており、Sound and Earnにはトータル30億枚が割り当てられています。
Teamメンバーには17.5億枚と控えめに設定されており、トークノミクスも万全です。
音楽アプリと連携が必要
PENTAのプレイモードには2種類あります。
1.アンビエントモード(開発中)
アンビエントモードでは、ヘッドホンNFTを設定することで、ユーザーのデバイスのマイクを使って周囲の音を認識することができます。ゲームアイテムを採掘するには、1秒間に1HPを消費します。また、1日に1回HPを回復することができます。
HPの回復にはPENTA STONEと$SWTが必要とのことです。
このモードでの採掘量/報酬は、ヘッドホンNFTのパラメータ、再生時間、その他いくつかのパラメータに依存します。
2.内部モード
このモードでは、携帯音楽アプリ(Apple MusicやGoogle play musicなど)を聴いている状態で、いくつかのアイテムを採掘することができます。
そして、利用可能な採掘時間は、開始当初は1日15曲に制限されています。聴ける曲の量は、ヘッドホンを何個セットするかで決まります。
他のMove to EarnやXtoEarnアプリと併用できる
PENTAはSTEPNやSweatcoinなどのMove to Earn系のアプリと併用してアプリ内のトークンを稼げます。他にも、RunBloxやcalo runなどもOKです。
PENTA(ペンタ)のやり方・始め方
- 国内取引所で仮想通貨ASTRを購入
- 仮想通貨ウォレットMetaMaskにASTRを送金
- PENTAアプリを公式Discordからインストール
- PENTAのヘッドホンNFTを購入
- 音楽ストリーミングサービスを準備
の順で説明します。
国内取引所で仮想通貨ASTRを購入
PENTAを利用するには、ベースネットワークのアスターネットワークの仮想通貨アスター(ASTR)が必要です。
ASTRは2023年3月22日に日本でも上場し、bitbankとGMOコインで取引できるようになりました。
bitbank :残念ながらMetaMaskに送金できないのでお奨めできません。
GMOコイン:MetaMaskに送金可能です。
申込手順は非常にわかりやすいので、順番にやっていくと簡単に口座開設できます。日本は本人確認は厳格なので運転免許証、マイナカードやパスポートなどをスマホ経由で提出してください。
口座開設が終わるといよいよ日本円の入金です。銀行振込、コンビニ入金、クイック入金の3種類が選べるのが普通です。手数料が無料のものを選ぶようにしましょう。
次いで、入金した金額に応じたASTRを購入して完了です。
最初はあんまり大きな金額ではなく、少額から始めて慣れたら徐々に増やしていくのがおすすめです。
仮想通貨ウォレットMetaMaskにASTRを送金
PENTAのようなブロックチェーンを利用したゲームに参加するには、仮想通貨ウォレットに接続できることが必要となります。なので、購入したASTRをMetaMaskという仮想通貨ウォレットに送金します。
Metamaskはスマホ上でもPCのブラウザー上でもどちらで開設しても結構です。
秘密のリカバリーフレーズ(英単語12個)は、ウォレットを復元するときに必要となるので、厳重に管理・保管しておきましょう。またウォレットアドレスは「0xd」から始まる42文字になります。
口座が開設できたら、国内の取引所から自分のMetamaskにASTRを移しておきましょう。
その際にはMetaMaskにAstar Networkを追加する必要があります。MetaMaskはAstarEVMのみに対応していますので、GMOコインから出金する際にそれを指定してください。
GMOコインですと、入出金>暗号資産>送付を選ぶとMetamaskのアドレス入力を要求されますので入力して、送金数量と送金目的を入れて申請するだけで手続き完了です。
Metamaskを起動して通貨が送金されていることを確認して完了です。
PENTAアプリを公式Discordからインストール
PENTAアプリはまだ正式版がリリースされていません。
β版のアプリのダウンロードリンクは、PENTA公式のDiscordからβテスト参加者向けに配付されています。
アプリをインストールできたら、PENTA版のウォレットをしっかり作って、秘密のリカバリーフレーズを確実に記録して誰にも見せないようにしましょう。
PENTAのヘッドホンNFTを購入
PENTAにはNFTマーケットプレイスがアプリの中に設置されています。そこからヘッドホンNFTを購入します。
メニューに沿って自分の好みのヘッドホンを選んで下さい。
音楽ストリーミングサービスを準備
最新のホワイトペーパーによると、内部モードでは、携帯音楽アプリ(Apple MusicやGoogle play musicなど)が使えますので連携できるようにします。
PENTA(ペンタ)の使い方・稼ぎ方
PENTAのホワイトペーパーには上記のようなトークン$SWTの獲得手順が(英語で)記載されています。が、少しわかりにくいですよね?
もう少し噛み砕いて説明しますね。
音楽を聴いて稼ぐ
基本の稼ぎ方は、音楽を聴くことです。
前述した二つのモードでプレイして稼げます。
- アンビエントモード
- 内部モード
ヘッドホンNFTで稼ぐ
PENTAのヘッドホンはマーケットプレイスで購入することができ、条件によって売価は違います。
ヘッドホンNFTにはミント(鋳造)機能があり、条件を満たすことによって新しいヘッドホンNFTを得られます。
ヘッドホンのレベルを上げたり、新しいものをミントして売ることでさらにトークンを獲得することが可能です。
独自トークン「$SWT」の売買で稼ぐ
音楽を聴くことで、Sound and Earnで$SWTが溜まります。$SWTはPENTAが運営する独自のPENTA SWAP(DEX)で入手・交換が可能です。
$SWTの売買で稼ぐこともお勧めです。
PENTA(ペンタ)の今後の将来性
PENTAは以下の2点から大きな将来性を持つと考えられています。
- 長期的なビジネスモデル(ロードマップ)が明確
- 独自の仮想通貨$SWTが上場される見込み
長期的なビジネスモデル(ロードマップ)が明確
PENTAは2030年までの事業を明確に設計しています。
1.2022年~2026年
- Listen toEarnベータ
- Sound to Earn:任意のサウンドを聴く/創ることで、暗号資産を得る
- Sound NFTマーケットプレイス
2.2026年~2030年
- メタバース
3.2030年
- Sound DAOとなる
単に聴くだけでなく、オリジナル楽曲ののアップロードやメタバース対応などのわくわくするような展開を計画しています。
最終的にはDAO化を目指します。
大いなる成長に期待しましょう。
独自の仮想通貨$SWTが上場される見込み
独自トークンである仮想通貨$SWTは将来上場を目指していますので、価格の上昇が期待されます。
PENTA(ペンタ)に関するQ&A
PENTAは無料で開始できるか?
PENTAを利用するにはヘッドホンNFTを有料(仮想通貨ASTR経由)で購入する必要がありますので、無料では開始できません。
PENTAを始めたいけど初期費用はどれくらい?
ヘッドホンNFTはベータ版では130ASTRでした。ASTR=¥8.40なので、約1,092円です。
Apple Musicの月額料金は1,080円などの費用がかかります。
一方で、Google Play Musicは現在利用できないようです。
PENTA(ペンタ)ホワイトリストは今からでも獲得できるか?
残念ながら、PENTA(ペンタ)ホワイトリストの締め切りは、2022年5月7日でした。
ホワイトリストはベータ版をテストできる人のリストです。また抽選が実施される可能性もありますのでTwitterのフォロー(が最低条件でした)をお願い致します。
まとめ: PENTA(ペンタ)は画期的なミュージックアプリになる
PENTAは音楽を聴いたり創ったりしながら稼げる画期的なweb3NFTゲームです。
Listen to Earnをさらに進めて、Sound to Earnでミュージシャンも稼げることを目指します。
しかも、音楽を聴きながら他のこともできるため、時間を有効活用できます。
将来はメタバースに参入し、最終的にはDAO化を目指している志の高い集団です。
音楽好きな方や、他のことをやりながら効率的に稼ぎたいと言う方は、GMOコインを開設してPENTAを始めてみましょう。